第47回日本コミュニケーション障害学会学術講演会

The 47th Meeting of Japanese Association of Communication Disorders

会長挨拶▷ ページを更新する

平素より日本コミュニケーション障害学会の活動に対し、格別なるご協力・ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。さて、この度、第47回日本コミュニケーション障害学会学術講演会を2021年7月30日(金)・31 日(土)に新潟市の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催させていただくこととなりました。

新潟は、長野県の千曲川に始まる日本一の大河信濃川と、福島県、群馬県に源流を持つ雄大な阿賀野川、2つの大河によって造られてきた街です。かつての泥田から「新しい潟」を作ってきた先人たちの念いと、岸辺と岸辺をつなぐ架け橋が新潟の拠です。本学術講演会のテーマは「今日をつないで 明日へ!」と致しました。障害のある方の成長や生活に寄り添いながら支援を継続していくこと、支援者の思いや技術を後進に伝えていくこと、今現在の大変な状況の中でも日々の営みを精一杯明日へとつなげていくこと…。

特別講演では、小栗正幸先生(特別支援教育ネット代表)から「コミュニケーション障害対応のユニバーサルデザイン―思春期、青年期の支援に向けて―」を、向後千春先生(早稲田大学人間科学学術院)からは「後進、若手、初学者を見守り、育てていくための教え方」をお話しいただきます。先生方の豊富なご経験から、貴重な学びが得られることでしょう。

教育講演では、山田謙一先生(早川小児科クリニック)、長谷川仁先生(新潟大学脳研究所)から「コミュニケーションの脳画像」について、小児分野、成人分野のトピックスをわかりやすく解説していただきます。また、真保若葉先生(CuRA ! 代表)からは「農福連携、その先へ」、ユニバーサル社会の実現への取り組みについてお話していただきます。

シンポジウムは「支援をつないでいくこと」と題し、小児科医師、心理師、教員、施設職員など、成長の各ステージに関わる支援者から、情報伝達の実際についてお話しいただく予定です。支援の継続という、QOLに関わる大きな課題について全国各地の実践を知り、ともに考えていきましょう。

また、特別企画として、人と人との関わりを支えるための様々なリソース手段や考え方についてそれぞれのご専門の立場からのご紹介をいただきます。異文化コミュニケーション、傾聴、親子の関係性、トラウマとコミュニケーション、認知行動療法、力動論、難聴児の思春期支援、失語症者との会話、ミュージックケアなど、色とりどりの宝箱のように詰め合わせてみました。

多くの方々のご発表、ご参加をいただけますよう、感染予防対策に努め、事務局一同、精一杯準備をして参ります。7月の新潟は、日本海に浮かぶ佐渡島へと沈む夕陽が美しい時季です。学会参加の後、佐渡や近隣の温泉へも足を伸ばすこともできます。広く、方々と語り合い、ご縁がつながっていきますよう、皆さまのご来潟を心からお待ちしております。

第47回日本コミュニケーション障害学会学術講演会
会長 相場 恵美子
新潟大学脳研究所脳神経外科教室

チラシ(PDF)

画像クリックでPDFをダウンロードできます。

開催会場

朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
〒950-0078
新潟市中央区万代島6番1号

大会事務局

新潟大学脳研究所脳神経外科教室内
〒951-8585
新潟県新潟市中央区
旭町通1-757
E-mail:
jacd47ngt@gmail.com

運営事務局

株式会社シンセンメディカルコミュニケーションズ内
〒950-0983
新潟県新潟市中央区
神道寺1丁目6-14
E-mail:
jacd47@shinsen-mc.co.jp

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